08 8月

タンブラー錠の誕生

18世紀から19世紀にかけてイギリスを中心にヨーロッパの各地で産業革命が起こりました。
この時期がカギにとっても大きな転換期でしあ。
この時代に「タンブラー錠」が誕生したのです。

タンブラー錠の中にもレバータンブラー錠という種類があります。
このレバータンブラー錠とは18世紀後半にイギリスのロバート・バロンという人が発明したものです。
この発明はさらに別のジョセフ・ブラマーという人によって改良されました。
そして19世紀の前半にはイギリスのChubb社によって製品化されます。

このようなカギは当時にしてみれば画期的なものだったそうです。
不法な解錠をふせぐことができ、もしむりに開けようとしたならば痕跡が残るようになっていたのです。
このような便利なものが生まれたのも産業革命という時代でいろいろなものが誕生したからこそ必要性が生まれたのでしょう。

19世紀後半にはアメリカで銀行用のカギを作っていた職人が「ピンタンブラー錠」を発明しました。
これはエジプト状やローマ錠の原理を応用したものでした。
このように歴史の積み重ねによって技術は進歩していくのですね。

ピンタンブラー錠は防犯性にとても優れているカギでした。
150年たった今でもアメリカをはじめとして世界各国でシリンダーに使われている機構です。

08 8月

歴史について

カギが何時の時代から使われていたか、ご存知ですか?
カギには実は結構長い歴史があるのです。
一番最初の鍵は紀元前2000年まで遡ることができます。

地球最初のカギとして現時点で判っているのはエジプト錠と呼ばれるものです。
これは木製のカギです。シンプルなものと思うかもしれませんが、実は構造は結構複雑でした。きちんとカギとして機能していたもののようです。

それから次の時代に現れるのは紀元前1000年ごろのことです。ギリシャで紐や綱を使ったカンヌキのような仕組みが作られていました。
複雑な結び目を作っておき、家主以外は解くことができなくなっているのです。ちょっとでも結び目がおかしくなっていたり、元通りでなかったら誰かがいじったということがわかりますね。これも確かにカギと同じ仕組です。
もちろん、セキュリティ上安全かというとまだ未発達ではあります。しかし、何かを守る、施錠するというシステムはこのころから出来上がっていたのです。

時代が変わるとさらに強固なものが生まれてきます。パラノス錠というものです。そしてローマ時代になると今度は鉄製の丈夫なカギも誕生します。これは現在の南京錠タイプのものです。ローマ時代はこのカギを指輪のように指にはめてつかっていたのだそうです。

 

08 8月

カギの保管

カギの保管についても書いていきます。
カギを植木鉢の下に隠している人はさすがに最近ではほとんどいないと思います。
植木鉢や郵便受けなどにカギを保管しておくのはとても危険です。
空き巣が必ずこのような場所をチェックしているからです。
空き巣に狙われなかったとしても、もし通りすがりの人がそこの家の住人が植木鉢をどかしてカギを取り出しているのを見かけたらどうでしょう。その人が悪用しないとは言い切れません。

家族分の合鍵がないための方法かもしれませんが、とても危険なのでやめて下さい。カギを持ち歩く家族分の合鍵を作るようにしましょう。

また、オリジナルキーの扱いにも注意してください。
オリジナルキーは子鍵とも言われます。メーカー名やキーナンバーが書かれているものです。
鍵屋さんによってはこのキーナンバーさえわかれば合鍵が作れてしまうということがあります。ですから、このキーナンバーとメーカー名を他人に知られないように注意してください。重要な個人情報です。
言ってみればお金を預けている銀行口座と暗証番号を知られてしまうようなものなのです。

カギは安易に人目に触れないようにしてください。ズボンのベルト部分にカギをつけている人なども要注意です。キーケースに入れるようにして下さい。
また、職場などで机の上に放置しておかないようにしましょう。

子鍵は家で大切に保管し、普段は持ち歩かないようにして下さい。

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合鍵の正しい使い方

合鍵を何年も使い続けると変形たり摩耗してくることがあります。

カギは丈夫な金属でできているのでずっと使い続けることができるものだと思っている人が多いかもしれません。
しかし、カギも金属なので長年の使用によって疲労して強度が落ちてくることがあります。
特にオリジナルキーではなく、合鍵屋さんに頼んで作ってもらったカギだったりすると数年で削れたり折れたりしてしまうこともあります。

とくにギザギザした形のカギだと、一番細くなっている部分が折れやすいです。このようなカギもたまにあり、力をかけることによって折れてしまいます。
鍵穴にささった状態で折れてしまうと抜けなくなってしまうことがあるのです。

古い鍵ほどこのように折れやすい傾向があります。車だと特に昔の日産車がこのようなタイプにあたります。
ドアシリンダーならまだしも、イグニッションシリンダー内に折れたカギが残ってしまって抜けなくなると作業は大掛かりになります。
ステアリングカバーを剥がしたりしなくてはならないので数時間かかります。

もしカギを使用して感触がおかしいと思ったりすることがあればすぐに新しいカギをつくってもらうようにしましょう。合鍵の作成なら安く収まります。しかし折れた鍵を抜き取る作業などになると高く付きます。